スタジオパーク

新しく移転した赤坂BIZタワーはセキュリティーがとても厳重です。EMI社員はカードがないと、もちろんビルにもフロアにも入れません。外からのお客様は、EMI社員が事前に発行するコード番号を受付でお伝え頂き、その番号でQRコードが発行されご入場頂きます。QRコードは一度ビルの外にでたら2回目は無効になります。つまり！朝、会議に遅刻しそうになってあわてて家をでてカードを忘れてしまった子供保険。ビルに入れないし、会議に遅刻もする。入るためには「EMI社員が事前に発行するコード番号」が必要なので会社に電話して、誰かにコード番号を発行してもらわないとダメってこと！さらに！近くのお店にランチするために、ふら～とビルの外にでたらまた会社に入れない！デスクの方か、誰かに交際クラブいして新しいコード番号を発行してもらわなければならない訳です。来日アーティストが会社で取材をやる事になった場合、担当ディレクターはアーティスト及び、取材スタッフのために一体、何十個の数字を控えなければならないのか…！関東大震災の後に建てられた復興小学校で、国の重要文化財の価値があるとされる東京中央区内の小学校が建て替えられることになり、校舎の保存運動がおこっています。都市における歴史的建造物の保存の問題について毛利和雄解説委員に聞きます。建て替えが問題になっている復興小学校というのは、どういうものですか？関東大震災が大正12年（1923年）に起き、壊滅的な被害をうけた東京や横浜の小学校を建て替えたものを復興小学校といいます。それまで日本のイギリス ワーキングホリデーは木造の校舎が当たり前でしたが、復興小学校は、当時では珍しい鉄筋コンクリートで建てられ、その後の小学校建築の基礎が築かれました。復興小学校で、今でも現役の小学校として残っているのは10校で、そのうち7校が東京中央区にあります。東京中央区では老朽化などを理ファイナンシャルプランナー 相談、そのうち三つの小学校をまず建て替える計画で、その中の明石小学校はあすにも本格的な解体作業が始まる見通しです。それに対して、地域の卒業生や住民で作っている保存運動の人々が毎日、現場で重要性を訴え、署名を区役所に届け保存を要望してきました。国の重要文化財の価値があるのに取り壊されるのですか？明石小学校の場合は、日本建築学会の最近の調査で国の重要文化財の価値があることがVPSったのです。そこで、学会や建築家の団体などが共同で区に要望し、記者会見を開いて、解体工事を中止し、きちんとした調査をして文化財指定をするよう求めています。明石小学校は、鉄筋コンクリート三階建てで、柱の形や建物の頂点がカーブするなど、当時ドイツで流行った表現主義を取り入れたデザインが特色です。戦災を免れたため、部材やデザインも良く残っています。

復興小学校は、明るい教室で、風通しがよく、児童の安全を図るために廊下や階段を広くするなど小学校教育の理想をもとにした設計の規格に基づいて作られています。明石小学校が特に価値が高いとされるのは、最初に設計に取りかかった可能性があり、それによって復興小学校のお歳暮の規格が作られた。つまり復興小学校の「典型」であるとともに「原型」でもあるからだとしています。この周辺は、明治時代は外国人居留地で、震災後に建てられた聖路加病院やカトリック築地教会があり、慶応義塾や立教大学の発祥の地であるなど歴史的な建造物が多い環境が整っています。そうした中で、小学校建築の基礎をなした校舎を残す意義は大きいので、ぜひ後世に伝えてほしいと訴えています。中央区は、見直しをする考えはないのですか？区民の間から老朽化しているので建て替えてほしいという要望が以前から出ていたし、教室や建物が手狭なので、教育環境のマンション 買取と防災拠点など地域の核となる施設の充実を図りたいとして、5階建てで床面積を現在の倍近くにする建て替え計画を変える考えはないとしています。都市において歴史的な建物を保存するのは難しいですね？東京の玄関口である丸ノ内では、JR東京駅丸の内駅舎は、重要文化財に指定され、駅舎を大正時代の開業当時の姿に復元する工事が進められています。その一方で、向かいにある東京中央郵便局は、日本郵政グループが、高さが200ｍの高層ビルを建てる計画で、すでに工事がすすめられ、局舎は大半が失われてしまいました。JR東京駅は、法で定められた容積率一杯のCFDビルを建てる替わりに、余った容積率を売る制度を利用して、復元工事の費用すべてをまかなうことになりました。ところが東京中央郵便局は、民営化の趣旨からして採算最優先ということで再開発計画が行われることになりました。今回の明石小学校の場合は、東京中央郵便局のように経済性が問われている訳ではなく、教育の場としてどうあるべきかが問われています。明石小学校の校舎を残す方法はなかったのですか？学会やビル 解体の住民団体では、現在の建物を保存した上で再生するリノベーションをすれば、現在の建物を残した上で校舎として使い続けられるとしています。東京港区にある震災後に建てられた小学校では、校庭の地下に体育館を増築し、校舎をリノベーションして使い続けている例もあります。建て替えのための仮校舎をそのまま利用すればリノベーションはできるし、工事期間も長くはならない。費用も建て替えより高くなることはないはずだ。震災後の復興小頭皮ケアは今とは違って頑丈なコンクリートが使われているので、今後も十分使っていけるはずなので、再検討すべきだと訴えています。学会から保存の要望書が最初に出されたのは今年の2月ですから時間がなかった訳ではありません。それと建て替え計画について、中央区では、住民やPTAの代表も交えた協議会を設け話し合ってきたとしていますが、文化財としての重要性も踏まえて話し合が行われた訳ではありません。このままいけば禍根を残すことになりかねません。情報公開のあり方や専門家の意見に十分耳を貸そうとしない行政のあり方も問われているのではないでしょうか。